どちらが先?8割の人が間違える貯金とNISAの優先順位

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貯金とNISA、どっちが先なの?

投資を始めようと思ったとき、最初にぶつかる壁がこれだと思います。

僕自身も悩みました。結論から言うと、最初は生活防衛資金を先に1年かけて貯めてからNISAをスタートしました。でも今、同じ状況でゼロから始めるなら、少し違うアプローチを取ります。

この記事では、当時の判断と今の考え方をお話しします。

※運用成績は市場環境により変動します。元本保証はありません。

目次

結論:どちらかを完全に後回しにする必要はない

「貯金とNISAどちらを優先すべきか」という問いに対して、今の自分の答えは

どちらかを完全に後回しにする必要はない」です。

ただし前提があります。最低限の生活防衛資金(生活費の3〜6ヶ月分)を意識しながら貯金しつつ、少額のNISAを並行して始める、というのが今の正解に近い考え方です。

「どちらが先か」ではなく、「どのくらい貯まったら本格的にNISAを始めるか」という問いに変えると、答えが出しやすくなります。

僕が生活防衛資金を先に1年間貯めた理由

2022年から積立NISAを始めましたが、その1年前の2021年は生活防衛資金だけを積み上げることを優先し、NISAを後回しにしました。

なぜ1年も待ったのか。理由は3つあります。

①コロナ禍で「防衛資金のなさ」を実感していた

2020年4月、コロナ禍で会社から突然「自宅待機」の連絡が届きま、その期間の給与は7割に削られると言われ・・・

パパ

これがいつまで続くかわからない・・・

という状況になりました。

結果的に3日で終わったんですが、あのとき「もしこれが1ヶ月・2ヶ月続いていたら」と本当にゾッとしました。

その体験がきっかけでお金の勉強を本気で始め、「投資は余剰資金で、まず生活防衛資金ありき」という考え方を学びました。
そして「まずは6ヶ月分の防衛資金を貯めてから投資を始めよう」と決めました。

②旧積立NISAには「制度上のタイミング」があった

当時の積立NISAは非課税期間が20年間と決まっていました。始めるタイミングによって20年の起点が変わるため、「早く始めた方が有利」という面があったのも事実です。

ただ、防衛資金なしで始めて暴落時に売らざるを得なくなる方が本末転倒。迷いながらも「防衛資金を確保してから」と決めました。

③毎月の積立額を確実に捻出できる状況にしておきたかった

旧積立NISAの上限は月3.3万円でした。「始めるなら上限まで積み立てたい」と思っていたので、その金額を毎月確実に出せる家計状況を先に整えたかったんです。

中途半端な金額で始めて途中で止まるより、「ちゃんと続けられる土台」を作ってからスタートする方が自分には合っていると判断しました。

1年かけて生活費6ヶ月分を積み上げてから積立NISAをスタートしました。

新NISAで変わったこと:恒久化の意味

2024年から始まった新NISAで、ルールが大きく変わりました。

非課税期間が恒久化(無期限)になりました

旧制度では「いつ始めるか」が20年間の運用に影響していましたが、新NISAでは制度上の期限がありません。「今年始めても来年始めても、同じ条件で使い続けられる」というのが新NISAの考え方です。

これは「急いで全力でNISAに入れなくていい」という意味でもありますが、逆に「少額でもいいから今すぐ始めても問題ない」という意味にもなります。

旧積立NISAのときに「タイミング」を意識していた自分からすると、この変化はかなり大きいです。

今ゼロから始めるなら:貯金しながら少額NISAを並行する

もし今自分がゼロから投資を始めるとしたら、どうするか。

「月5万円貯金するなら、そのうち1万円はNISAに回す」

これが今の自分の考え方です。防衛資金が全部揃うまでNISAをゼロにするのではなく、「貯金の一部をNISAに充てて、少額で感覚を掴みながら積み立てる」というイメージです。

こう考えるようになった理由が2つあります。

時間は取り返せない

複利は時間をかけるほど力を発揮します。防衛資金が整うまでに2年かかるとして、その間にNISA月1万円を積み立てていたかどうかで、10年後・20年後に数十万円の差が出ることがあります。完璧な準備を待ちすぎて始めるのが大幅に遅れることは、それ自体がリスクです。

少額でも実際に経験することに意味がある

投資はやってみないと「暴落時に自分がどう感じるか」がわかりません。月1万円でも実際に積み立て始めると、値動きへの感覚が少しずつわかってきます。NISAを始める前と後では、お金の見え方が変わります。

生活防衛資金の目安と現実的な進め方

生活防衛資金の一般的な目安は「生活費の3〜6ヶ月分」です。子育て世帯は変動リスクが高い(子供の病気・育休・保育料変動など)ため、6ヶ月分が理想です。

ただし、最初から全部を一気に揃えようとすると重荷になります。現実的な進め方の一例です。

ステップやること
スタート防衛資金を貯めながら、NISA月1万円を同時スタート
3ヶ月分が貯まったらNISAを月3万円など少しずつ増やす
6ヶ月分が揃ったら家計に合わせてさらに増額を検討する

「完璧に整えてから始める」より、こうした段階的な進め方の方が無理なく続けられます。

まとめ

  • 旧積立NISAは期限があったため、1年間防衛資金を先に貯めてから始めた
  • 新NISAは恒久化されたため、「少額から早めに始める」選択肢が取りやすくなった
  • 今ゼロから始めるなら「月5万円貯金するなら1万円はNISAに回す」くらいのイメージ
  • 防衛資金を貯めながらNISA月1万円を同時スタートし、3ヶ月分が貯まったら積立額を増やすのが現実的
  • 「完全に貯まるまで待つ」も一つの答えだが、時間的なコストがある

NISAの具体的な始め方は以下の記事でまとめています。

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この記事を書いた人

2歳の娘と妻の3人家族。学資保険よりNISA、保険は掛け捨てのみ。2020年からお金の勉強を続けFP3級・簿記3級を取得。実体験をもとに発信しています。

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