楽天経済圏を活用している方なら、一度は「楽天でんき」を検討したことがあるのではないでしょうか。
僕は2021年に楽天でんきを使っていましたが、今は使っていません。
この記事では、楽天でんきを始めた理由ややめた経緯、そして「SPUに復帰したタイミングでも再契約しなかった理由」である市場連動の仕組みとリスクをお伝えします。
楽天でんきへの乗り換えを検討している方の参考になれば幸いです。
楽天でんきを始めた理由とやめた経緯
SPUポイント目的&楽天ポイントで電気代を払いたかった
楽天でんきを始めたのは2021年初めのことです。きっかけはSPUのポイント加算と、「電気代を楽天ポイントで支払えること」でした。ガスもセットで切り替えて、固定費の支払いをポイントで賄えるのはお得感がありました。
実際に使っていた当時は、電気代をほぼポイントで支払えていた時期もあって、「なかなかいいじゃないか」と思っていました(笑)
SPU対象外+引っ越しのタイミングで解約
楽天でんきを解約したのは2021年の9月ごろです。
直接のきっかけは2つ重なりました。ひとつは2021年6月に楽天でんきがSPUの対象から外れたこと。もうひとつは、妻との同棲を始めるための引っ越しです。新居への切り替えのタイミングで、わざわざ楽天でんきに再申し込みする理由がなくなり、そのまま解約しました。
電気代の変動自体は使っていた当時はそれほど気にしていませんでしたし、ポイントで払えていたことで「割高感」もそんなに感じていませんでした。
楽天でんきの特徴とメリット:ポイント連携が最大の強み
楽天でんきについて整理します。
基本料金0円:使った分だけの支払いで一人暮らしに有利
多くの電力会社は毎月一定の「基本料金」がかかりますが、楽天でんきは基本料金が0円です。電気を使った分だけの支払いになります。
一人暮らしで電気の使用量が少ない人は、この仕組みが特にお得に働きやすいです。
楽天ポイントで電気代を支払えてSPU加算も対象
楽天でんきの最大のメリットは楽天ポイントとの連携です。
- 電気代の支払いに楽天ポイントを充てられる
- SPU対象のため、楽天市場でのポイント倍率が上がる(前月5,500円(税込)以上のクレジットカード決済完了で+0.5倍)
楽天カード・楽天モバイルと組み合わせると、楽天市場でのポイント還元率をさらに底上げできます。楽天ポイントを日常的に活用している方にとっては、入りやすいサービスです。
楽天SPUの全体的な攻略についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

楽天でんきのデメリット:燃料費調整上限がなく電気代が青天井になるリスク
市場価格に連動した「市場価格調整額」が電気代に上乗せされる
楽天でんきは、電力の市場価格の動きに連動した「市場価格調整額」が電気代に上乗せされます。完全な市場連動型とは異なりますが、電力市場の価格変動の影響を受ける構造です。
大手電力会社の従来プランには「燃料費調整額に上限あり」の設定があり、市場が高騰しても一定以上は請求が増えない仕組みになっていました。しかし楽天でんきを含む多くの新電力にはこの上限がありません。
2022〜2023年ごろに電力市場が高騰したタイミングで、上限のない新電力の電気代が大幅に跳ね上がるケースが続出し、社会問題になりました。
夏・冬の電気使用量が多い家庭ほど影響を受けやすい
電力市場が高騰しやすいのは、エアコンをよく使う夏場や暖房を多用する冬場です。ちょうど家庭での電気使用量も増える時期と重なります。
特に子育て世帯は、朝の支度・帰宅後の夕方〜夜と電気使用量が多くなりやすいです。使用量が多い分、市場高騰の影響がそのまま請求に跳ね返ってきます。
SPU条件はいつでも変わりうる:過去にも実際に対象外になった
僕が解約した理由の一つは「SPU対象から外れた」ことでした。これは過去に実際に起きた話です。
楽天のサービスは「改悪」が起こりやすい印象があります(楽天証券の付与率引き下げも経験しました)。「SPUのために契約を続ける」という判断は、条件が変わったときに理由がなくなるリスクがあります。
燃料費調整上限の撤廃を知ってSPU復帰後も再契約しなかった
解約後、楽天でんきが再びSPUに復帰したタイミングで「また使ってみようか」と考えました。
ただ、ちょうどそのころ「上限なしの新電力で電気代が跳ね上がった」というニュースや話題が広がっていました。燃料費調整額に上限のない楽天でんきで同じことが起きるリスクを考えると、戻る気になれませんでした。
今の我が家は子育て世帯。電気の使用量は独身のころよりも格段に増えています。朝の育児・夜の入浴・子供が家にいる日中・・・、使用量が多い分、市場価格が高騰したときの影響も大きくなります。
そして何より、子育て中の家計管理で大事にしていることがあります。
固定費は予測できることが大事。
月々の支出が読めない費目があると、家計の管理が難しくなります。資産形成を進めている立場として、「電気代の見通しが立てにくい」という状況は避けたかった。
そういう理由で、SPUに復帰した今も楽天でんきには戻っていません。
電力会社を乗り換えるならちょびリッチ経由がおすすめ
電力会社を乗り換えること自体はハードルが低いです。工事は不要で、申し込みはネットで完結します。
ただ、どうせ乗り換えるなら、お得に切り替えたい。そこで活用したいのがポイントサイトの「ちょびリッチ」です。
ちょびリッチには電力会社への乗り換え案件があり、乗り換えのタイミングにポイントをもらうことができます。電力会社側からの成果報酬として、乗り換えたユーザーにポイントが付与される仕組みです。
僕自身も過去に電力会社を切り替えた際にちょびリッチ経由で申し込んで、ポイントを受け取った経験があります。「どうせ乗り換えるなら経由した方が絶対お得」だと思っています。
ちょびリッチの詳しい使い方についてはこちらの記事で解説しています。
まとめ
- 楽天でんきは「ポイント払い目的・SPU目的」で始めて、SPU対象外+引っ越しで解約した
- 電気代の変動は当時感じなかったが、燃料費調整上限なしの構造は電気代が跳ね上がるリスクがある
- SPU復帰後も「燃料費調整上限の撤廃で高騰するケースが問題になった」という情報を知って再契約を見送った
- 電力乗り換えは工事不要・ネット完結。どうせならちょびリッチ経由でポイントも受け取ろう
楽天でんきは向いている人・向いていない人がはっきりしているサービスです。メリットを十分に享受できる状況かどうかを確認してから判断することをおすすめします。
楽天経済圏の全体的な活用方法については以下の記事でまとめています。


