徹底解説!FANG+・NASDAQ100・レバナスの違いと選び方

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NISAで積立投資に慣れてくると、こんな疑問が出てきます。

あなた

S&P500やオルカン以外に、FANG+やNASDAQ100って買っていいの?

僕自身も同じ疑問を持ち、2025年末に実際にFANG+を購入し、今も保有中です。

この記事では、FANG+・NASDAQ100・レバナスの仕組みの違いと、実際に購入した体験から見えてきた使い方の考え方をお伝えします。「気になっているけど手が出せない」という方の参考になれば幸いです。

※運用成績は市場環境により変動します。元本保証はありません。

目次

FANG+・NASDAQ100・レバナスって何?ざっくり解説

FANG+:10社均等配分・AIハイテク超集中型

FANG+(ファング・プラス)は、Meta・Apple・Amazon・Netflix・Alphabet(Google)・Microsoft・NVIDIA・テスラなどのテクノロジー大手10社に均等に投資するインデックスです。

名前の通り、GAFAMを中心としたAI・ハイテク企業に超集中した商品です。分散より「成長企業への集中投資」がコンセプトで、テクノロジー分野の中でも特に成長著しい銘柄に絞り込んでいます。

NASDAQ100:約100社・成長株インデックス

NASDAQ100は、ナスダック上場企業のうち上位100社(金融除く)で構成されたインデックスです。

FANG+よりも幅広い100社に投資でき、半導体・AIソフトウェア・クラウドなど幅広い成長分野をカバーしています。FANG+に比べると集中度が下がる分、ややリスクは抑えられます。

レバナス:NASDAQ100の2倍を目指す高リスク商品

レバナスは、NASDAQ100の日次騰落率の2倍を目指すレバレッジ型の投資信託です。

上昇するときは2倍の恩恵を受けられますが、下落するときも2倍の影響を受けます。長期運用において「複利の逓減」という構造的なリスクがあり、上昇・下落を繰り返す相場では想定外に資産が目減りすることがあります。

S&P500・オルカンとどう違う?

集中度の違い(10社 vs 100社 vs 500社)

商品銘柄数特徴
FANG+10社超集中型。大当たりも大外れもあり得る
NASDAQ100約100社成長株に絞った分散
S&P500500社米国大型株の幅広い分散
オルカン全世界数千社最も広い分散

信託報酬の差が大きい(FANG+は高コスト)

FANG+は信託報酬が約0.775%(税込)と、インデックス投信の中では高めです。S&P500やNASDAQ100に連動する低コストファンドに比べると、コスト面では不利になります。

長期保有するほどコストの差が積み重なるため、把握しておく必要があります(※信託報酬は変更される場合があります。購入前に最新情報をご確認ください)。

リターンの期待値とリスクの大きさ

高いリターンが期待できる分、価格の振れ幅(ボラティリティ)も大きくなります。FANG+やNASDAQ100は、S&P500が10%下落する局面で20〜30%以上下落することもあります。

「期待リターンが高い=リスクが高い」という関係は、これらの商品では特に意識する必要があります。

僕がFANG+を実際に買った理由(コア・サテライト戦略)

コア・サテライト戦略とは

コア・サテライト戦略とは、ポートフォリオを「コア(中核)」と「サテライト(衛星)」に分けて管理する考え方です。

  • コア(80〜90%):S&P500やオルカンなど安定した長期成長が期待できる資産
  • サテライト(10〜20%):高リスク・高リターンを狙う少額の資産

コアで資産の基盤を積み上げながら、サテライトで少し冒険する。この仕組みなら、失敗してもコア資産への影響を限定できます。

2025年末にFANG+を購入した理由:AI10年成長に賭けた

FANG+を実際に買ったのは2025年の年末です。理由は「今後10年はAIの成長が世界をリードする」という自分なりの見立てです。

AIの恩恵を最も直接的に受けるのはMicrosoft・NVIDIA・Meta・Alphabetなどの企業であり、それらが均等に入っているFANG+は、その成長を取りに行く商品として筋が通っていると判断しました。

ただし、コア(S&P500)の積立がある程度積み上がった状態でのサテライトとして購入しています。「FANG+を最初の一本にする」という発想ではありません。

NASDAQ100は「熱いけど様子見」にしている理由

NASDAQ100も半導体・AIソフトウェア関連の銘柄が充実していて魅力的です。ただ、FANG+を購入した段階で「サテライトをこれ以上増やしたくない」と判断して、現時点では購入していません。

投資の判断基準として「ポートフォリオがシンプルであること」を大事にしているので、気になってはいても様子見を続けています。

日本の高配当株も個別株でサテライト保有している

サテライトとしてはFANG+のほかに、日本の高配当株を個別株で保有しています。

インデックス投資とは異なる値動きをする国内株は、コア・サテライト戦略における「分散の一形態」として位置づけています。

レバナスのレバレッジは諸刃の剣

2倍の上昇は2倍の下落でもある

レバナスはNASDAQ100の日次騰落率の2倍を目指す商品です。NASDAQ100が10%上がれば約20%上がりますが、10%下がれば約20%下がります。

2022年のNASDAQ暴落時、NASDAQ100は約33%下落しました。レバナスを保有していた場合、約60%以上の下落を経験した計算になります。

長期保有が前提・短期では機能しない仕組み

レバレッジ型の商品には「複利の逓減」という構造的な特徴があります。上昇と下落を繰り返す相場では、同じ幅の上下を繰り返しても、レバレッジなしより資産が目減りしやすいという仕組みです。

長期的に一方向に上昇する局面では有効ですが、ボラティリティが高い局面では逆効果になります。「3年以上売らずに持ち続けられる確信がある人」でないと、途中で損失確定する可能性が高まります。

心理的に持ち続けることが難しい

個人的にレバレッジ商品を選ばない最大の理由は「怖くて持ち続けられる自信がない」という正直な気持ちです。

40〜60%の含み損を抱えながら持ち続けるのは、相当な精神力が必要です。「長期保有が前提」とはわかっていても、実際にそれができるかどうかは別問題。リスクを理解して選ばないという判断は、自分の性格に合っています。

サテライトを始める前に確認すること

コア(S&P500かオルカン)が積み上がっているか

FANG+もNASDAQ100も、コア資産が確立した上でのサテライトとして使う商品です。

NISA口座を開いたばかりで「最初の一本にFANG+を買う」は、本来の使い方ではありません。まずS&P500かオルカンで安定したコアを積み上げてから、サテライトを検討するのが順番です。

NISAで何を買うかについてはこちらの記事で解説しています。

「面白そう」は最もリスクの高い動機

「AIが熱そうだからFANG+を買ってみよう」という動機でのサテライト投資は、最もリスクが高い入り方です。

暴落したときに「なぜ買ったか」が説明できなければ、損失を抱えたまま売却してしまう可能性が上がります。「この商品がどんなリスクを持っていて、なぜその比率で持つのか」を言語化できてから買うのが理想です。

サテライトの目安は全体の10〜20%以内

コア・サテライト戦略の一般的な考え方では、サテライトは全体の10〜20%以内に収めるのが目安です。

サテライトが増えすぎると、コアの安定性が薄れてポートフォリオ全体のリスクが上がります。「面白いからもう一本」を繰り返さない規律が大事です。

まとめ:コアを固めてからサテライトを少しずつ

  • FANG+は10社集中のハイテク特化。高リターン期待の分、暴落時の下落も大きい
  • NASDAQ100はFANG+より分散が広く、信託報酬も低め。半導体・AIに幅広く投資できる
  • レバナスは2倍のリターンを狙う代わりに、下落も2倍。長期保有の覚悟がなければ難しい
  • コア(S&P500/オルカン)を積み上げた上で、10〜20%以内のサテライトとして使うのが現実的な使い方
  • 「面白そうだから」ではなく、「なぜこの比率で持つか」を説明できる状態で始める

NISAの始め方・ファンドの選び方については以下の記事でもまとめています。

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この記事を書いた人

2歳の娘と妻の3人家族。学資保険よりNISA、保険は掛け捨てのみ。2020年からお金の勉強を続けFP3級・簿記3級を取得。実体験をもとに発信しています。

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