「収入のうち、投資に何割回せばいい?」
お金の勉強を始めると、必ずこの疑問にぶつかります。でも調べると「20%がいい」「30%を目標に」などいろんな数字が出てきて、結局どれが正しいのか迷ってしまいます。
この記事では、書籍を参考にしながら投資比率を少しずつ上げてきた僕が、実際の配分の変化と考え方を実録で紹介します。
バビロンの法則と、日本人の平均投資比率
お金の古典的な考え方として「バビロンの大富豪」に登場する「収入の10分の1を貯金せよ(10%を先取り貯蓄する)」という法則があります。
この「10%」という数字は、金融庁などの調査が示す「日本人の家計における金融資産への投資比率の平均は10〜15%程度」という現実と一致しています。
バビロンの法則が「最低限の出発点」として示している数字が、そのまま日本人の平均になっているとも言えます。
裏を返せば、「平均より少し上を目指す」だけで、将来の資産形成に大きな差が生まれてくるということです。
書籍「年収200万円からの貯金生活宣言」を参考にした
投資比率を考えるうえで参考にしたのが、書籍「年収200万円からの貯金生活宣言」です。
この本で紹介されている出発点の配分はこちらです。
| 項目 | 割合 |
|---|---|
| 消費(生活に必要な支出) | 70% |
| 浪費(趣味・娯楽) | 5% |
| 投資(貯蓄・資産形成) | 25% |
「収入の25%を投資に回す」という目標は、最初の一歩として現実的なラインだと感じました。
子供が生まれる前の実際の配分
書籍を読んだのち、固定費の見直しや支出の整理を続けた結果、子供が生まれる前には次の配分まで来ていました。
| 項目 | 割合 |
|---|---|
| 消費 | 65% |
| 浪費 | 5% |
| 投資 | 30% |
書籍の出発点(消費70%)から、すでに消費を5%削ることができていた形です。固定費の見直しは一度やれば毎月効果が続くので、少しずつでも積み上げた結果が数字に出てきた感じがしました。
固定費の見直し方法についてはこちらの記事で紹介しています。

【実録】保育料増加でiDeCoを調整した
子供が保育園に入ったタイミングで、毎月の出費が一気に増えました。保育料という固定費が家計に加わったことで、投資の中の内訳を見直すことにしました。
具体的には、iDeCoの積立額を月23,000円から月5,000円に引き下げました。一方でNISAへの積立は変えませんでした。
理由は「新NISAの積立投資枠がまだ余っている間は、iDeCoよりも先に新NISAの枠を埋めることを優先した」からです。
iDeCoは原則60歳まで引き出せないため、当面の家計の柔軟性を考えて新NISAを優先しました。iDeCoの積立は、保育料が落ち着いてから段階的に増やし直しています。
「投資比率を一度決めたら変えてはいけない」というわけではありません。ライフステージが変わるたびに見直すのは普通のことです。大切なのは「完全にやめない」こと。減らしても続けることが、長期投資の基本です。
投資比率は毎年1%ずつ上げていく
どこかで読んだ内容で「投資に回す割合を毎年1%ずつ上げていく」という考え方があります。
急に大きな割合を投資に回そうとすると生活が苦しくなる。でも年に1%ずつなら気づかないうちに比率が上がっていく、という感覚です。
実際には新NISAの積立投資枠を最低限埋めたいという気持ちもあり、もう少し急いで比率を上げました。それでも「少しずつ上げる」という意識は大切だと思っていて、現在は次の配分を目標にしています。
| 項目 | 割合 |
|---|---|
| 消費 | 55% |
| 浪費 | 5% |
| 投資 | 40% |
これはあくまで「今の目標」です。最初からここを目指さなくていい。書籍が示す25%からスタートして、少しずつ上げていくのが現実的なアプローチだと思っています。
NISAは仕組み化で「考えなくても続く」状態に
投資比率を決めても、毎月手動で積み立てるのは手間がかかります。そこでおすすめなのが、クレカ積立などで仕組み化すること。
SBI証券で三井住友カードのクレカ積立を設定すると、毎月自動で積み立てが続きます。設定さえしてしまえば、毎月何も考えなくても投資が続く状態になります。
設定方法はこちらの記事で紹介しています。

※NISAの運用成績は市場環境によって変動します。元本保証はありません。
まとめ
- バビロンの法則の「10%先取り」は日本人の平均投資比率(10〜15%)と一致している
- 書籍「年収200万円からの貯金生活宣言」では消費70%・浪費5%・投資25%が出発点
- 固定費の見直しで消費を65%まで下げ、子供が生まれる前の段階で投資30%まで来ていた
- 保育料が増えたタイミングでiDeCoを減額し、NISAを優先した
- 投資比率は毎年少しずつ上げていくのが現実的なアプローチ
- 現在の目標は消費55%・浪費5%・投資40%
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